著者が、コロナ禍の不安な世の中において、仕事環境が変わりゆく中でどのように考えていけば良いか、どのように働いていけば良いのか、アドバイスを送るように書かれた本。どこかの雑誌の連載を加筆修正したものらしいです。
やはり、お金持ちになるにはコロナ云々に関わらず、働き方ひいてはお金の稼ぎ方の考え方が根本的に間違っていては絶対になしえないということ。このコロナ禍でも、お金持ちはさらに富を増やし、貧乏人はさらに貧乏人なってるはずです。
お金持ちになるためにギラギラ努力してる人でも、本書を読んでみると、ふとした勘違いに気づくことがあるかもしれません。一度立ち止まって現在地を俯瞰するためにも、本書を読んでみると良いかもしれません。
ベストピックアップは以下です。
(ハッと気づかされる、胸に刺さる言葉が多く、一つに絞るのが難しかったです)
「大切なのは、やる気を出すことではありません。最初からやる気を出す必要なのない仕事と出会うことなのです。」
おまけでもうひとつ、
「家事ひとつとってみても、同じです。玄関やテーブルに飾られた花は、ミニマリスト的に『別にそんなものなくても生きていける』と考えれば、花瓶や花を買うお金も活ける手間も無駄そのものでしょう。ですが、こうした無駄があるからこそ家族や家庭は潤うのです。」