「畳み人」という選択 「本当にやりたいこと」ができるようになる働き方の教科書
「あたらしい経済」編集長などで有名？な著者による、自叙伝にも近いような働き方に関する本。著者も認識しているように、当たり前のことしか書いていないものの、普通の人でもやりたいことをやって自分の仕事を通じた人生を濃いものにしていくために勇気を与えてくれる内容です。
この「畳み人」という言葉、とても良い言葉に思います。自分のタイプを表現するにも、”畳み人向き”といいたいような、派手さはないけれども目の前の仕事をしっかりとやり切る自信はあります。この言葉が早く世間に浸透してもらえるとありがたいですね。
ニュースのネタだったり”夢”を語るような企画においても、”広げ人”がフォーカスされがちですが、成功するにいたっては畳み人の存在が不可欠。そして、大きな風呂敷ほど一人ではたためない。
私も、優秀な畳み人になれるよう、そして畳み人であることを誇りに思い、日々精進していきたいと思います。
いくつかグッとくるフレーズがありましたが、強いて選べば
「この『共感』があるかどうかがプロジェクトの成否を左右します。人は心の底から実現したいと思ったことは、できるまで努力します。その原動力となるのが『共感』や『やる気』なのです。」
その通り。
